今吉製茶
きりしま市 みぞべ町産
べにふうき
2g×30bags/620yen+tax
@浅草 まるごとにっぽん
花粉症なので、べにふうきに頼ってみようと思っています。基本的にはアレグラを飲めばおさまるのですが、ネットで見てみると、べにふうきを飲むことで症状が緩和されるという人もけっこう多いようなので試してみることにしました。
「べにほまれ」(アッサム種)と「枕Cd86」(ダージリン系)という2つの品種を掛け合わせて生まれた「べにふうき」。品種登録の出願が1993年、登録されたのが1995年です。
(余談ですが、初めて登録品種検索しました。べにふうきの登録詳細情報はこちら。)
・紅茶では花粉症緩和の効果は得られない
もともとは紅茶や半発酵茶に向く品種だそうで、たしかに和紅茶にはべにふうきが使われているものが多いです。ところが、紅茶では花粉症緩和の効果は得られないらしく、緑茶にすることで、花粉症に効果を持つ「メチル化カテキン」が生まれるそうなんです。これ、気になっていたので調べてみてすっきりしました。
茶葉を発酵させて作る紅茶は、酸化発酵の段階でテアフラビン、テアルビジンなどという成分に変化してしまい、メチル化カテキンは消失してしまうそうです。
・花粉症緩和を期待するならメチル化カテキンの含有量ナンバー1のべにふうき
緑茶なら他の品種でもメチル化カテキンが入っているのではないか?という疑問もありました。べにふうきの他にべにふじ・べにほまれも含有量が多いようです。が、おくみどり・べにひかりなどはべにふうきのおおよそ半分、そして日本で最も生産量の多いやぶきたには全く含まれないそうです。
・べにふうき緑茶からの効率的な抽出方法
こちらについてはリンク先で。5分間煮出すのが一番しっかりと抽出できるそうですが、その分苦みも出てしまうそうです。ただ、あくまでもお茶ですので薬を飲むよりも...と考えれば多少の苦みも良薬口に苦しで我慢できるのではないでしょうか。
さて、レビューのついでに気になっていたことを調べてすっきりしたところで、お茶のレビューに戻ります。抽出したお茶は緑というよりも黄味がかった色合いです。抽出時間は5分くらい。煮出してはいないので渋みはなく、甘さを感じることができました。べっこう飴のような甘さで、これなら飲み続けられそうです。効果が得られているかどうかはまた追って記載します。
好み度星5つ。
ティーバッグタイプのリンクを貼っておきます。
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